こんにちは。
「見切り品園芸ラボ」へようこそ。
園芸コーナーの隅っこにある見切り品を見ると、つい「この株、まだいけるんじゃない?」と救出したくなってしまうブログ主です。
今回育ててみたのは、アルテラナンテラ・レッドフラッシュ。
2025年10月、ホームセンタームサシの見切り品コーナーで見つけました。
価格はなんと……
110円。
定価385円から、約74%OFFです。

しかも、ただ安くなっていただけではありません。
葉はツヤツヤで、株元には小さな新芽まで出ていました。
一見すると元気そうなのに、なぜ110円なのか。
理由はおそらく、**「もうすぐ冬が来るから」**です。
アルテラナンテラは寒さが苦手とされ、寒い時期には屋外での冬越しが難しい植物です。
そこで今回は、この110円の見切り品を室内に持ち込み、4ヶ月間育ててみることにしました。
結論から言うと、冬越しに成功しました。
さらに今回は、株を2つに分けて、育成ライトからの距離を変える実験も行いました。
その結果、ライトとの距離によって葉色や株の姿にかなり違いが出るという面白い結果に。
この記事では、実際に育てた記録をもとに、
- アルテラナンテラ・レッドフラッシュは冬越しできるのか
- 110円の見切り品が4ヶ月でどう変化したのか
- 育成ライト20cmと80cmでどんな差が出たのか
- 冬越しするときに気をつけたこと
- 見切り品を購入するときのチェックポイント
を紹介します。
アルテラナンテラ・レッドフラッシュの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 植物名 | アルテラナンテラ・レッドフラッシュ |
| 購入価格 | 110円 |
| 定価 | 385円 |
| 割引率 | 約74%OFF |
| 購入場所 | ホームセンタームサシ |
| 購入時期 | 2025年10月 |
| 育てた期間 | 約4ヶ月 |
110円という価格を見るだけでもかなり魅力的ですが、今回の株は見た目もそれほど悪くありませんでした。
むしろ「なぜこの株が110円?」と思うくらいでした。
110円の見切り品を購入した理由
購入時の第一印象は、
「まだまだ元気じゃない?」
でした。
葉にはツヤがあり、株元には小さな新芽も出ています。

それなのに74%OFF。
おそらく、お店側としては「これから寒くなるので、冬越しが難しい」と判断して値下げしたのだと思います。
でも、私には逆にチャンスに見えました。
「室内で管理すれば、冬を越せるかもしれない」
そう考えて、110円で救出することにしました。
購入時の状態
購入時の状態をまとめると、こんな感じです。
- 葉の状態:普通
- 根の状態:普通
- 土の状態:育苗培土と思われる
- 危険度:★★★☆☆
- 株元:小さな新芽あり
今回、特に注目したのが株元の新芽です。
見切り品を購入するときは、葉の見た目だけではなく、株の中心や株元に新しい成長が見られるかどうかも確認しています。
今回の株にはその「復活のサイン」がありました。
アルテラナンテラの冬越しでやったこと
今回の冬越しでは、主に次のことを行いました。
① 2株に株分け
まず、購入した株を2つに分けました。
これは単純に、**「もし片方が失敗しても、もう片方が生き残ればいい」**という見切り品ハンター流の保険です。
同じ株から2鉢に分けることで、管理方法を変えて比較できるというメリットもありました。


② 徒長した枝を摘心
冬の間にひょろひょろと伸びてしまった枝を、そのまま放置せず摘心しました。
目的は、脇芽を増やして春に向けてこんもりした株に仕立てること。
見切り品だからといって、伸び放題にするのではなく、これからの樹形を考えて剪定することも大切だと感じました。

③ 室内の育成ライトで管理
冬越しのため、屋外ではなく室内で管理しました。
そして今回、一番面白かったのがここです。
2鉢を育成ライトから違う距離に置いて、成長の違いを比較しました。
- 1鉢目:育成ライトから約80cm
- 2鉢目:育成ライトから約20cm
同じアルテラナンテラを、ほぼ同じ時期から育てて比較します。
アルテラナンテラ・レッドフラッシュの4ヶ月成長記録
【購入直後】110円なのに元気そう
2025年10月。
見切り品コーナーで見つけたアルテラナンテラ・レッドフラッシュ。
110円という価格でしたが、葉にはツヤがあり、株元には新芽も確認できました。
「これなら冬越しに挑戦できそう」
そう感じて購入しました。
【1ヶ月後】2鉢に分けて冬越しスタート
株分けした2鉢を室内へ。
ひょろっと伸びた枝は摘心し、春に向けて株を整えていきます。
この段階ではまだ大きな違いはありません。
ここから育成ライトとの距離を変えて、成長の違いを観察しました。


【3ヶ月後】葉色に明確な差が出た!
ここが今回の実験で一番驚いたところです。
約2ヶ月間、育成ライトからの距離を変えて育てたところ、葉色と株の姿に明らかな違いが出ました。


育成ライトから約80cm
こちらは光を求めるように枝が伸び、少し徒長気味になりました。
葉色も薄くなり、アルテラナンテラ・レッドフラッシュらしい赤みが弱くなっています。
育成ライトから約20cm
一方、こちらは節間が比較的詰まり、しっかりした株になりました。
そして何より、葉の赤色がしっかり残っています。
同じ株から分けた2鉢でも、光の条件によってここまで違いが出るのかと驚きました。
アルテラナンテラの冬越し結果
約4ヶ月間育てた結果……
無事に冬越し成功です!
しかも、ただ枯れずに冬を越しただけではありません。
育成ライトの距離を変えることで、
「光が弱いと徒長しやすく、葉色にも違いが出る」
ということを、実際の株で確認できました。
今回の結果をまとめると、
| 条件 | 約80cm | 約20cm |
|---|---|---|
| 冬越し | 成功 | 成功 |
| 株の姿 | やや徒長 | 比較的コンパクト |
| 葉色 | 赤みが薄い | 鮮やかな赤 |
| 個人的な評価 | ○ | ◎ |
もちろん、これは今回の環境で育てた結果です。
育成ライトの種類や光量、室温、株の状態などによって結果は変わるので、すべての環境で同じ結果になるとは限りません。
アルテラナンテラの冬越しには育成ライトがおすすめ?
今回の経験では、育成ライトを使った室内管理が冬越しに役立ちました。
特に今回の比較では、ライトから近い株の方が徒長しにくく、葉色もきれいに保たれました。
ただし、「室内に入れれば大丈夫」というわけではありません。
冬でも植物は光を必要とします。
日当たりの良い窓辺を確保できるなら、まずはそこを利用する方法もあります。
日照時間や窓の向きなどによって十分な光を確保できない場合は、植物育成ライトを利用するのも選択肢になります。
アルテラナンテラ・レッドフラッシュの冬越しで分かったこと
今回の4ヶ月間の栽培で、特に印象に残ったのは次の3点です。
1.元気な株なら秋の見切り品でも挑戦する価値がある
今回購入したのは10月。
一般的には寒さが気になり始める時期です。
それでも株元に新芽があり、葉も元気だったため、冬越しに挑戦しました。
2.光の量は株姿や葉色に影響した
今回もっとも分かりやすかったのが、ライトとの距離による違いです。
約80cmの株は徒長気味になったのに対して、約20cmの株は比較的締まった姿になり、赤い葉色も維持できました。
3.見切り品は「今の姿」だけで判断しない
今回の株は110円。
でも購入時点では、まだ十分元気でした。
見切り品だからといって、必ずしも「もうダメな株」とは限りません。
これから寒くなる、花期が終わった、販売シーズンが終わったなど、植物そのものは元気なのに販売時期の都合で値下げされるケースもあります。
だからこそ、株の状態を見ることが重要です。
見切り品のアルテラナンテラを買うときのチェックポイント
もし見切り品コーナーでアルテラナンテラを見つけたら、私は次の3点を確認します。
株元に腐りやカビがないか
土の表面や茎の付け根をチェックします。
黒く変色していたり、柔らかくなっていたり、カビが広がっている株は慎重に選びたいところです。
元気な葉が残っているか
葉が多少傷んでいても、それだけで諦める必要はありません。
残っている葉にツヤがあるか、株全体に生命力があるかを確認します。
病害虫が広がっている株は、他の植物への影響も考えて慎重に判断しましょう。
株元に新芽があるか
今回の株で、購入を決める大きなポイントになったのがこれです。
小さくても新芽が確認できれば、今後の成長に期待できます。
もちろん新芽があるから必ず復活するわけではありませんが、私なら見切り品を選ぶときに必ずチェックします。
アルテラナンテラ・レッドフラッシュは買い?
今回のおすすめ度は、
★★★★☆
です。
特におすすめしたいのは、
- カラーリーフが好きな人
- 冬越しに挑戦してみたい人
- 見切り品を安く育ててみたい人
- 室内に明るい場所を確保できる人
- 植物育成ライトを持っている人
です。
一方で、
- 冬の室内がかなり寒い
- 明るい場所を確保できない
- 植物育成ライトもない
という場合は、今回と同じような冬越しは難しくなる可能性があります。
まとめ|110円のアルテラナンテラは冬越しできた!
今回、110円で購入したアルテラナンテラ・レッドフラッシュ。
「寒さに弱いから、もうすぐ見頃が終わる」
そんな理由で見切り品になっていたのかもしれません。
でも、株元には新芽があり、葉も元気でした。
そこで室内に取り込み、株分け、摘心、育成ライトで管理。
そして4ヶ月後……
無事に冬越しに成功しました。
さらに、育成ライトから約20cmと約80cmの場所で比較したことで、光の当て方によって徒長や葉色に大きな違いが出ることも分かりました。
今回の110円株から学んだのは、
「見切り品=もうダメ」ではない
ということ。
販売時期や季節の変化によって、まだまだ元気な植物が値下げされていることもあります。
もし見切り品コーナーでアルテラナンテラを見つけたら、価格だけを見るのではなく、
「株元に新芽があるか?」
をチェックしてみてください。
110円の小さな見切り品が、春には思わぬお気に入りの一株になっているかもしれません。
これだから、見切り品ハンターはやめられません。


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